5.3.19.5. 離散的+積分型連続エネルギー分布¶
5.3.19.5.1. e-type = 22, (32)¶
各エネルギービンの下限値 emin(i) と上限値 emax(i) 及びそのビンにおける線源粒子の生成確率の積分値 w(i) を与えることにより、任意のエネルギー分布を指定する。 e-type = 8, 9, 18, 19 のように離散的なエネルギー分布を表現するときは、エネルギービンの下限値と上限値を同じ値にする。 統計的に w(i) に比例するように各ビンに生成する粒子の数を調整し、エネルギー分布を表現する。 32の時は、エネルギーを波長 (Å) で与える。
ne : エネルギー群数。 ne が正の場合は、各ビン内の微分フラックスを[1/MeV]の単位で表示した際に一定となるように粒子を生成し、負の場合は、[1/Lethargy]の単位で一定となるように粒子を生成する。 データは自由フォーマットで次の様に与える。
\((emin(i),emax(i),w(i),i=1,\lvert ne \rvert)\)
各ビンに生成される粒子数の積分値はw(i)に比例する。
5.3.19.5.2. e-type = 23, (33)¶
e-type = 22, (32) と同じエネルギー分布を発生させる。 ただし、e-type = 22, (32) が生成数を調整してエネルギー分布を表現するのに対し、 e-type = 23, (33) では、全てのエネルギービンに同数の粒子を生成させ、粒子のウエイトの積分値を w(i) に比例して変化させることにより、エネルギー分布を表現する。
ne : エネルギー群数。 ne が正の場合は、各ビン内の微分フラックスを[1/MeV]の単位で表示した際に一定となるように粒子を生成し、負の場合は、[1/Lethargy]の単位で一定となるように粒子を生成する。 データは自由フォーマットで次の様に与える。
\((emin(i),emax(i),w(i),i=1,\lvert ne \rvert)\)
デフォルト( p-type=0 )では各ビンに等しい個数が生成される。 p-type = 1 でp(i)を設定した場合は、それらの値に各ビンの生成粒子数の積分値は比例する。
p-type = 0, 1 : (D=0) 生成個数のオプション。
for 0, 全てのビンでp(i)=1、以下のデータは無し。
for 1, 各ビンの生成個数比p(i)を次の行からデータで与える。
(p(i),i=1,ne)
e-type = 22 の場合の入力フォーマットは以下のようになります。
e-type = 22
ne = n
emin(1) emax(1) w(1)
emin(2) emax(2) w(2)
emin(3) emax(3) w(3)
... ... ...
emin(n-1) emax(n-1) w(n-1)
emin(n) emax(n) w(n)
よって例えば、0-2MeV間を0.2、2-4MeV間を0.6、4-6MeV間を0.2、及び5.6MeV単色を0.4としたい場合、入力のフォーマットは
e-type = 22
ne = 4
0 2 0.2
2 4 0.6
4 6 0.2
5.6 5.6 0.4
となります。
中性子光学のために、エネルギー分布を波長 (Å) で指定できるオプションを設けました。 e-type=22, 23 の代わりに e-type=32, 33 を指定すると、エネルギーの入力を全て波長に置き換えて読み込みます。 その他の場合は、入力で変換式を使ってMeVに直してください。 例えば、e0 = 8.180425e-8/13**2 は、13 Å の中性子のエネルギーを与えます。