5.3.19.1. 積分型連続エネルギー分布¶
5.3.19.1.1. e-type = 1, (11)¶
各エネルギービンの下限値e(i)とそのビンにおける線源粒子の生成確率の積分値w(i)を与えることにより、連続的なエネルギー分布を指定する。 統計的にw(i)に比例するように各ビンに生成する粒子の数を調整し、エネルギー分布を表現する。 11の時は、エネルギーを波長 (Å) で与える。
ne : エネルギー群数。 ne が正の場合は、各ビン内の微分フラックスを[1/MeV]の単位で表示させた際に一定となるように粒子を生成し、負の場合は、[1/Lethargy]の単位で一定となるように粒子を生成する。データは自由フォーマットで次の様に与える。
\((e(i),w(i),i=1,\lvert ne \rvert),\; e(\lvert ne \rvert + 1)\)
各ビンに生成される粒子数の積分値はw(i)に比例する。
5.3.19.1.2. e-type = 4, (14)¶
e-type = 1, (11) と同じエネルギー分布を発生させる。 ただし、e-type = 1, (11) が生成数を調整してエネルギー分布を表現するのに対し、 e-type = 4, (14) では、全てのエネルギービンに同数の粒子を生成させ、粒子のウエイトの積分値をw(i)に比例して変化させることによりエネルギー分布を表現する。 p-type = 1 とし生成個数比p(i)を与えることにより、各ビンの生成個数を変化させ、特定のエネルギーをもつ線源の統計量を変化させることができる。 14の時は、エネルギーを波長 (Å) で与える。
ne : エネルギー群数。 ne が正の場合は、各ビン内の微分フラックスを[1/MeV]の単位で表示させた際に一定となるように粒子を生成し、負の場合は、[1/Lethargy]の単位で一定となるように粒子を生成する。 データは自由フォーマットで次の様に与える。
\((e(i),w(i),i=1,\lvert ne \rvert),\; e(\lvert ne \rvert + 1)\)
デフォルト( p-type = 0 )では各ビンに等しい個数が生成される。 p-type = 1 でp(i)を設定した場合は、それらの値に各ビンの生成粒子数の積分値は比例する。
p-type = 0, 1 : (D=0) 生成個数のオプション。
for 0, 全てのビンでp(i)=1、以下のデータは無し。
for 1, 各ビンの生成個数比p(i)を次の行からデータで与える。
(p(i),i=1,ne)
e-type = 1 の場合の入力フォーマットは以下のようになります。
e-type = 1
ne = n
e(1) w(1)
e(2) w(2)
e(3) w(3)
... ...
e(n-1) w(n-1)
e(n) w(n)
e(n+1)
この場合、エネルギー分布は、
e(1)-e(2) w(1)
e(2)-e(3) w(2)
e(3)-e(4) w(3)
....... ...
e(n-1)-e(n) w(n-1)
e(n)-e(n+1) w(n)
のように与えられます。 よって例えば、0-2MeV間を0.2、2-4MeV間を0.6、4-6MeV間を0.2としたい場合、入力のフォーマットは
e-type = 1
ne = 3
0 0.2
2 0.6
4 0.2
6
となります。
中性子光学のために、エネルギー分布を波長 (Å) で指定できるオプションを設けました。 e-type=1, 2 の代わりに e-type=11, 12 を指定すると、エネルギーの入力を全て波長に置き換えて読み込みます。 その他の場合は、入力で変換式を使ってMeVに直してください。 例えば、e0 = 8.180425e-8/13**2 は、13 Å の中性子のエネルギーを与えます。