5.3.15. 連続四面体を線源とするソース

s-type=24のソースタイプです。s-type=24 により、体系で定義した連続四面体形状( 5.6.4.4 章 )の各四面体から発生する線源を考慮することができます。 四面体が属するuniverseのセル番号を指定することで、同じuniverseに属する四面体から各四面体の体積の割合に従って粒子が均一に発生します。 ここでは、セル番号は一個しか設定できないので、二個以上のセル番号を指定したい場合は、マルチソース( 5.3.1 章)を用いて設定してください。 dir, phi, dom によって線源の方向を指定することも可能です。 以下に連続四面体ソースのパラメータを示します。 パラメータの順序は自由です。 (D=***) のあるものは、省略可能です。 /utility/TetraGEOM フォルダにある資料やサンプルインプットもご参照ください。

表 5.3.159 tetreg

説明

四面体が属するuniverseのセル番号。1つしか指定できない。

表 5.3.160 dir

説明

(D=1.0)

入射粒子の \(z\) 軸方向からの方向余弦。 all を指定した時は、等方分布。 data を指定した時は、 a-type サブセクションが必要。

表 5.3.161 phi

説明

(D= all)

入射粒子の方位角[degree]。 = all; 0から360の範囲でランダムに決定。

表 5.3.162 dom

説明

(D=0.0)

入射粒子方向の立体角範囲[degree]。 = \(-1\) ; \(\cos^2\) のbiasがかかった分布。

表 5.3.163 e0

説明

(初期値無し)

(単色の場合)入射粒子のエネルギー[MeV/n]。これとe-typeのどちらかの指定が必要。

表 5.3.164 e-type

説明

(初期値無し)

(分布をもつ場合)入射粒子のエネルギー[MeV/n]。これとe0のどちらかの指定が必要。

s-type=24 とした例題を以下に示します。

リスト 5.3.1 連続四面体ソースの例題
 1:   [ Source ]
 2:    s-type = 24
 3:      proj = proton
 4:    tetreg = 201
 5:       dir = all
 6:        e0 = 70

この例題では、 tetreg により指定したセル番号201の領域から一様に発生する線源を定義しています。 ここで指定するセル番号は、 リスト 5.6.14 の13行目のように何らかのuniverseに属している必要があります。