5.19. [ Weight Window ] セクション¶
このセクションでは、ウエイトウインドウを定義します。 このセクションは、6つまで定義することができます。 書式は、以下のような形式となります。
[ Weight Window ]
mesh = reg
part = proton neutron
eng = 5
( tim = 5 )
6.00e-7 3.98e-1 1.00e+0 7.00e+0 5.00e+4
reg ww1 ww2 ww3
1 0.010000 0.100000 0.001000
11 0.005000 0.050000 0.000300
( { 2 - 5 } 8 9 ) 0.001000 0.010000 0.000100
( 11 12 15 ) 0.000500 0.005000 0.000030
( 6<10[1 0 0]<u=3 ) 0.000010 0.001000 0.000010
.... ........ ........ ........
ww4 ww5
0.010000 0.100000
0.005000 0.050000
0.001000 0.010000
0.000500 0.005000
0.000010 0.001000
........ ........
最初の行に、mesh=reg、mesh=xyz もしくは mesh=tet を指定してメッシュ型を指定してください。 もし mesh の指定を省略した場合は、デフォルトである reg が形状型として選択されます。 mesh=xyz を指定した場合は、その後に x-type, y-type, z-type でメッシュの大きさや数を定義してください。 詳しい定義方法は、6章「タリー形式」のタリー共通パラメータの書式を参照してください。 その際、x, y, z メッシュの面と cell の面が一致しないようご注意ください。 特に、パラメータを使ってジオメトリと xyz メッシュ範囲を連動させている場合はご注意ください。 なお、version 3.34 より、[weight window] 及び [t-wwg] の xyz メッシュ最大値・最小値が整数で定義された場合は、その整数から最小値は -1*deltxyz、最大値は +2*deltxyz ずらすようにしています(Q2.9: Lost particleが頻発します。どう対処したらよいでしょうか? 参照)。 mesh=tet は連続四面体形状を含む体系でしか使用できません。 mesh=tet を指定した次の行で reg= の書式で連続四面体形状を収めた直方体領域を指定してください。 連続四面体形状を構成する各四面体要素に weight window を設定できます。 なお、mesh=r-z は定義できませんのでご注意ください。
そして、part= の書式で粒子を指定します。 省略した時のデフォルトは、part=all で全粒子です。 part= の書式の詳細はタリーの粒子指定と同じ書式です。 しかし、指定できるのは ityp としての区別だけです。 それぞれの原子核などは、個別には指定できません。
次に、エネルギーもしくは、時間のメッシュを定義します。 eng= もしくは tim= でメッシュの個数を、次行に、メッシュの値 \(e_1, e_2, e_3, ...\) を定義します。 このメッシュ毎のウエイトウインドウの下限値を以下に定義します。 各下限値は、ww1, ww2, ww3, ... でエネルギーもしくは時間メッシュを指定します。 ここで wwi は、\(e_{i-1} < E < e_i\) のメッシュのウインドウ下限値です。 \(e_0 = 0\), \(t_0 = -\infty\) を仮定しています。 eng= もしくは tim= の定義がない場合は、エネルギーもしくは時間のメッシュを仮定せず、ひとつの領域とします。 この場合は、ww1 だけを定義します。
領域(reg、xyz もしくは tet)は、最初のコラムに固定です。 上の例題の様に、ひとつの表に、ww1, ww2, ... が書き切れない時は、次の表に書き足すことができます。 この時、最初の領域(reg、xyz や tet)のコラムは、省略できます。 また、領域の並びは、上の表と同じと仮定しています。 読み飛ばしコラム用の non は使えます。
reg のコラム指定する際は、同じ値の領域をまとめて書く ( { 2 - 5 } 8 9 ) という書式も使えます。 そして、( 6 < 10[1 0 0] < u=3 ) などの lattice, universe 構造も指定できます。 ただし、単一の数字で無い場合は必ず ( ) で括ってください。 xyz の場合は (ix iy iz) の順番で指定してください。 また、tet の場合は選択した連続四面体形状の全ての四面体要素について、要素番号に続く書式で各下限値を指定する必要があります。
透過性のある粒子に、具体的にはニュートリノですが、importance を強く設定されていると、計算時間が膨大になります。 この危険を避けるために、part=all で指定してもニュートリノは省かれていますので、注意して下さい。