5.16. [ Data Max ] セクション¶
このセクションでは、マテリアルの核種ごとにライブラリー利用の上限エネルギーdmaxを設定することができます。 このセクションは、6つまで定義することができます。
書式は以下の通りです。
[Data Max]
part = neutron proton
mat nucleus dmax
all Fe 20
5 all 50
3 56Fe 150
最初の行にpart=の書式で輸送粒子を指定します。 省略はできません。 Version 3.27より、[parameters]セクションで定義したdmax(i)とlib(i)(iは粒子番号)から自動で各核種のライブラリ上限エネルギーを設定するようにしましたので、高エネルギー核データを含めて利用可能な全てのライブラリを使いたい場合は、このセクションを定義する必要はありません。
マテリアルごとに指定するときはmatコラムを用います。 ここにはマテリアル番号、もしくは、allを使うことができます。 nucleusコラムで核種を指定します。 56Fe、もしくは、26056の書式で指定します。 Fe、26000などの質量を指定しない場合は、その核種の全ての同位体を指定することになります。 また、allも使うことができます。 dmaxのコラムでその核種のライブラリー利用の上限エネルギー(MeV)を指定します。 (mat) (nucleus) (dmax)の順番は可変です。 また、読み飛ばしのコラムnonも使えます。
同じ核種が重ねて定義されている場合は、後出が優先されます。
[parameters]セクションで定義される、dmax(1)とdmax(2)は、このセクションで定義されるdmaxの最大値とすることが望まれます。
dmaxの値がライブラリの上限エネルギーよりも高い値に設定された場合は、上限エネルギーの断面積の値をdmaxまで使います。 例えば、通常のJENDL-4.0を使う場合、dmax=200と設定すると、20 MeVから200 MeVまでは20 MeVの断面積が使用されます。 また、ライブラリによって上限が違う場合は本セクションで個別に定義してください。
[parameters]セクションで、kmout=1を指定すると、file(6) (D=phits.out)にマテリアル毎に各核種のdmaxが出力されます。