5.18. [ Importance ] セクション¶
このセクションでは、cellのimportanceを定義します。 定義されない領域もしくは粒子は、1.0 にセットされます。
このセクションは、6つまで定義することができます。
書式は以下の通りです。
[ Importance ]
part = proton neutron
reg imp
1 1.000000
11 5.000000
( { 2 - 5 } 8 9 ) 2.000000
( 11 12 15 ) 3.000000
( 6<10[1 0 0]<u=3 ) 6.000000
... ...
... ...
最初の行にpart = の書式で粒子を指定します。 省略した時のデフォルトは、part = allで全粒子です。 part = の書式の詳細はタリーの粒子指定と同じ書式です。 しかし、指定できるのはitypとしての区別だけです。 それぞれの原子核などは、個別には指定できません。
領域番号(reg)と(imp)の順番を変えたいときは、imp reg とします。 読み飛ばしコラム用の non も使えます。
同じ値の領域をまとめて書く、( { 2 - 5 } 8 9 ) という書式も使えます。 また、( 6 < 10[1 0 0] < u=3 ) などの lattice, universe 構造も指定できます。 ただし、単一の数字で無い場合は必ず( ) で括ってください。
階層構造のある場合のimportanceの指定の仕方は、各階層のimportanceの積を最下層のimportanceとします。 ただし、最下層の特定のセルのimportanceの指定が、上の書式で可能です。 この書式を用いればlatticeのひとつひとつに異なるimportanceを定義することも可能です。 上の定義で、同じセルが二重に定義された時は、初めに定義された値が採用されます。
透過性のある粒子に、具体的にはニュートリノですが、importanceを強く設定されていると、計算時間が膨大になります。 この危険を避けるために、part=allで指定してもニュートリノは省かれていますので、注意して下さい。
階層のあるセルのimportanceの指定は、幾つかの書き方がとり得ます。 例えば、最下層のセル 5 6 7 が共に上位のセル 11 12 13 に含まれる時、
[ Importance ]
reg imp
( 5 6 7 < 11 ) 2.0
( 5 6 7 < 12 ) 4.0
( 5 6 7 < 13 ) 8.0
( 11 12 13 ) 1.0
で定義されるimportanceと、
[ Importance ]
reg imp
( 5 6 7 ) 1.0
11 2.0
12 4.0
13 8.0
は、同じ結果を与えます。 ただし、後者の場合、importanceのサマリーでセル 5 6 7 のimportanceの値は、1.0 と表示されます。