5.3.19.9. タリー結果を用いたエネルギー分布¶
e-type = 20 : file = によってファイル名を指定することにより、タリーで求めたエネルギー分布を線源の分布として設定できます。
使用できるのは、 [t-track] 、 [t-cross] 、 [t-point] 、 [t-product] 、 [t-time] 、 [t-interact] において、 axis = eng として求めた結果のみです。
file = には、各タリーで出力ファイルとして指定したファイル名( ***.out )を書いてください。
各タリーで得られる分布は unit = の値によりエネルギーの微分量か積分量の2つの形式に分かれますが、線源として使用する際も各形式に沿ってエネルギー分布を表現します。 ただし、時間(nsec)や角度(sr)に関する微分は考慮しません。 また、分布は相対比のみ使用し、線源のウェイト値は1とします。
重イオンのエネルギー分布を線源とする場合は、初期設定ではタリー結果のエネルギー単位がMeV、線源のエネルギー単位がMeV/nのため結果がずれてしまいます。 したがって、1回目の計算(エネルギー分布を出力する計算)の [parameters] セクションに iMeVperN = 1 を設定して、タリー結果もMeV/nで出力するようにしてください。
file = : タリーの出力ファイル名。
線源として使用する分布は、タリー結果を得る際に part = で指定した最初の粒子の結果です。 ただし、その粒子が線源粒子として発生するわけではないのでご注意ください。 線源として発生させる粒子の種類は proj = で指定します。
入力例は以下の通りです。 e-type = 20 と file = を指定すれば本機能を使用できます。
[ Source ]
s-type = 1 # axial source with energy spectrum
proj = neutron # kind of incident particle
dir = 1.0 # z-direction of beam [cosine]
r0 = 0. # radius [cm]
z0 = 0. # minimum position of z-axis [cm]
z1 = 0. # maximum position of z-axis [cm]
e-type = 20 # energy distribution given by tally output
file = cross.out # file name of tally output