5.2.1. 計算モード

表 5.2.1 icntl

説明

(D=0)
基本動作オプション。
=0
通常の粒子輸送計算。
=1
断面積・カーマファクター出力モード(/phits/sample/icntl1 参照)
=3
input echoの書き出し。メモリー空間、ライブラリー、ファイルのチェック用。
=5
全てを真空(void)領域とし、粒子の反応や散乱、電離等が起こらない輸送計算を実行する。geometry checkや体積・面積計算の際に使用する。
=6
ソースのチェック。[t-product]で線源粒子をタリーできる。
=7
[t-gshow]タリーの実行。
=8
xyzメッシュタリーのgshowオプションのあるものの幾何形状表示。
=9
[t-rshow]タリーの実行。
=10
regメッシュタリーのrshowオプションのあるものの幾何形状表示。
=11
[t-3dshow](3次元幾何形状表示タリー)の実行。
=12
dumpallファイルから読み込んで再計算。file(15)で出力ファイルを指定。
=13
タリー結果の統合機能(Sumtally機能)の利用。
=14
体積自動計算機能の利用。
=15
[t-wwbg]タリーの実行。
=16
分析機能スクリプトの利用。
=17
[anatally]セクションの実行。

icntl=1は、従来、核反応計算モードとして使っていましたが、現在は、断面積やKerma factorなどを出力する目的でのみ利用可能です。 詳しくは /phits/sample/icntl1 フォルダをご参照ください。

icntl=12 を指定すると、dumpall=1で計算した時にダンプしたデータを基に再計算します。 輸送に関しては、最初に計算した全ての情報を再現します。 再計算の時には、最初に計算したインプットファイルが必要になります。 タリーを除いて同じものを使わないと矛盾が生じます。 maxcas, maxbchは、ダンプファイルに指定されているものを使いますので変更できません。 最初に計算したときと異なるタリーを入れて再計算したいときなど有効です。 ただし、dumpall=1で計算するときは、巨大なデータファイルが作成されることがありますから注意してください。 dumpall=1でダンプする情報は、 5.2.26 章 で解説します。

icntl=13を指定することにより、Sumtally機能を利用することができます。 この機能の詳細は 6.8 章 をご覧ください。

icntl=14を指定することで、[t-volume]による体積自動計算機能を利用することができます。 この機能の利用方法は 7.18 章 をご覧ください。

icntl=15を指定することで、[ww bias]のパラメータを自動生成する[t-wwbg]が機能します。 この機能の利用方法は 7.17 章 をご覧ください。

分析機能スクリプトを利用する場合は、icntl=16と指定する必要があります。