5.2.23. 幾何形状のエラー関係

表 5.2.176 nlost

説明

(D=10)
lost particle の許容値 (1PEあたり)
表 5.2.177 igerr

説明

(D=1)
region error 時のrecovery回数
表 5.2.178 igchk

説明

(D=0)
=0: 領域横断後の幾何形状チェックを行いません。
=1: 領域横断後のflight meshをdeltbに設定し、
幾何形状のチェックを行います。
表 5.2.179 ichkmat

説明

(D=0)
[cell]セクションにおいて同一の物質番号を用いて密度が異なる領域を定義した場合に、各cellの物質番号と密度をチェックするオプション。
=0
チェックしない。条件によりgshowでジオメトリが正しく描画できない場合があります。ただし、計算結果には影響を与えません。
=1
チェックする。gshowでジオメトリが正しく描画できますが、cell数が多い体系の場合、読込時間が長くなります。
表 5.2.180 deltb

説明

(D=1.e-9)
領域境界上での粒子分割を避けるための微少移動距離[cm]。[importance]セクションを利用するとlost particleが頻発する場合は、この値を大きく設定してください。また、 igchk=1 の場合、領域横断後に常にこの距離だけ粒子を移動させ領域チェックを行います。

以下の目的で利用します。

  • igchk=1で領域チェックを行う場合の粒子移動距離

  • [importance], [forced collision]で追加される粒子の境界面からの距離

  • [source]で境界上に粒子が生成された場合の移動距離

具体的には粒子の運動方向に沿って境界面からdeltbのみ移動させ、幾何形状のチェックを行います。 これはその粒子がどの領域に属しているかを判定するものであり、境界面が曲面となる領域を粒子輸送する際に重要となる機能です。

表 5.2.181 deltm

説明

(D=20.12345)
最大飛行メッシュ(cm)。 ideltに連動。
表 5.2.182 deltc

説明

(D=2.012345)
電子・陽電子を除く荷電粒子に関して、エネルギーもしくは角度分散を考慮した場合(nedisp \(\ne0\) もしくはnspred \(\ne0\) )の最大飛行メッシュ[cm]。密度が1.0 g/cm \(^3\) 以上の場合はideltに連動する。
表 5.2.183 delt0

説明

(D=0.101234)
角度分散を考慮した場合(nspred \(\ne0\) )の境界面直前の最大ステップ長。境界面を跨ぐ際に角度分散を考慮するとlost particleが発生してしまうため、この最終ステップ長に対しては角度分散を考慮しません。したがって、厚さが1 cm以下の薄膜等による散乱計算を行う場合は、散乱を正確に記述するためにその厚さの \(1/10\) に設定してください。
表 5.2.184 deltg

説明

(D=1.012345)
荷電粒子の電磁場における最大飛行メッシュ[cm]。
表 5.2.185 deltt

説明

(D=1.0)
時間に依存した磁場における最大飛行時間[msec]。
表 5.2.186 deltxyz

説明

(D=0.0001)
[weight window]及び[t-wwg]のxyzメッシュ最大値・最小値の自動調整幅。具体的には、最小値は \(-1*\) deltxyz、最大値は \(+2*\) deltxyzずらします。
表 5.2.187 idelt

説明

(D=1)
最大飛行メッシュに関するオプション。
=0: 最大飛行メッシュとしてdeltm, deltcを使用。
=1: deltm, deltcを領域の密度で割った値を最大飛行メッシュとする。ただし、密度が1.0 g/cm \(^3\) 以下の場合は、deltcは密度で割らずにそのまま使用する。

バージョン2.80以降、idelt=1となっており、deltm, deltcを領域の密度(g/cm \(^3\) )で割った値が最大飛行メッシュとして使われます。これにより、数百m以上の空気中の粒子輸送計算を行う場合に、計算時間が短縮されます。