2.20. 数式¶
2.20.1. 数式モード¶
ANGEL でも、TeXや LaTeXと同じような多彩な数式表現が とれます。 ANGEL では、LaTeXのような数式モードはありません。 以下に説明する命令は、LaTeXでは、数式モードでしか使えないものが ほとんどですが、ANGEL では、そのまま普通のモードで使えます。 ただし、ANGEL でも $ $ ではさまれる数式モードは、 準備してあります。 $ $ ではさまれた部分では、英文字が斜体になり、 =, -, + などの記号がシンボルの書体に自動変更され、 数式としての体裁を良くします。
2.20.2. 空白制御¶
ANGEL の数式モードでは、普通のモードでもそうですが、半角の空白は \ で始る特殊命令の後の半角空白を除いて、
実際の半角空白として扱います。 しかしながら、細かな空白の制御のために、 LaTeXと同様な空白制御命令があります。
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\(^1\) \quad は、本文に10ポイントの文字を 使っているなら10ポイントのアキを入れることです。
2.20.3. 添え字¶
下添え字は、_ 記号、上添え字は、^ 記号に 続けて書きます。添え字が1文字でないときは、{ } で 囲みます。上付きと下付きを同時に使うこともできます。 また、何重にも付けることができます。
2.20.4. 分数¶
分数の書式は、LaTeXと同じで \frac{ }{ } を 使います。第1引数に分子を、第2引数に分母を指定します。 この命令は、LaTeXの別行立ての分数に対応します。
LaTeXの本文中ですと、この分数は小さな文字で出力されます。 ANGEL では、この区別がありませんので、小さい文字で出力される 分数表現を \fracs{ }{ } としています。 以下に例題の入力と出力を示します。
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2.20.5. 平方根¶
平方根を表すには \sqrt という命令を用います。 例えば \(\sqrt{x}\) と出力するには、\sqrt{x} と 記述します。 x の部分に長い数式を入れても自動的に伸張します。 しかしながら、 ANGEL の場合、LaTeXと違って平方根の記号は上下に伸びません。 従って、分数や添え字の大きいものは平方根記号からはみ出してしまいます。
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2.20.6. ギリシャ文字¶
数式では良くギリシャ文字が用いられますが、以下のギリシャ文字は ANGEL の場合何処でも使えます。
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一部のギリシャ小文字 には、異書体が存在しています。
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ギリシャ文字の大文字 を出力する命令は、\ に
続く英語名の先頭を大文字にしたものです。
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2.20.7. 数式アクセント¶
ANGEL では、LaTeXと同じ数式モードがありませんので、 通常のアクセント命令も使えます。 また、以下の LaTeXの数式モードの数式アクセントも使えます。
ここでは、\(a\) にアクセントを付ける例を示します。
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また、次のような大きな数式アクセントもあります。
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2.20.8. 数学ルビ¶
\mathop{ 第1引数 }^{ 第2引数 }\mathop{ 第1引数 }_{ 第2引数 }^ を使ったほうが、第1引数の上中央に第2引数が入ります。 _ は第1引数の下中央に第2引数が入ります。 以下に例題を示します。
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2.20.9. 2項演算子¶
足し算、引き算の記号の仲間です。
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2.20.10. 関係演算子¶
等号 \(=\)、不等号 \(<, >\) の仲間です。
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2.20.11. 数学記号¶
プランク定数の \(\hbar\)、無限大 \(\infty\)、空集合 \(\emptyset\) 等の 数学記号です。
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2.20.12. 矢印類¶
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2.20.13. 数学関数¶
\(\log x\) と出力するつもりで $log x$ と書くと \(log x\) のような 見苦しい出力になってしまいます。正しくは \log という 命令を使って $\log x$ と書きます。 そのような数学関数です。
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2.20.14. 大きな数学記号¶
和の記号など、大きな数学記号の場合には、記号の上下に 添え字が入る場合があります。添え字が上下に綺麗に入るものに 次に示すものがあります。それぞれの命令の最後に s がついたものが、 LaTeXでいう本文中で使用した時にあたります。
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2.20.15. 積分記号¶
積分記号は、3種類の大きさがあります。
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2.20.16. 括弧と区切り記号¶
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以下の括弧は3種類の大きさがあります。
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