2.12. HD: 2次元クラスタープロットセクション¶
2.12.1. 基本スタイル¶
HD: セクションは、2次元クラスタープロットのセクションです。 クラスタープロットとは、2次元の等間隔メッシュに与えられた高さのデータより、 そのポイントを中心に、 その各々の高さに比例した大きさの四角形を塗りつぶすものです。 基本スタイルは、H2: セクションと全く同じです。 等高線例題と同じデータをクラスタープロットすると、次のようになります。
List 2.17 ● 2次元クラスタープロット例題1
1: HD: Y = 3.0 TO -3.0 BY -1.0 ; X = -3.0 TO 3.0 BY 1.0 ;
2: 0 0 0 0 0 0 0
3: 0 8 0 2 4 0 0
4: 0 0 1 5 6 2 0
5: 0 2 4 14 15 9 0
6: 0 2 5 23 32 12 0
7: 0 0 3 10 16 8 0
8: 0 0 0 0 0 0 0
図 2.13 2次元クラスタープロット例題1¶
HD: 行の X, Y の順番、最大値、最小値の順番は、 データの読み込み方は、H2: セクションとおなじで、次のように規定します。
HD: Y = 3.0 TO -3.0 BY -1.0 ; X = -3.0 TO 3.0 BY 1.0 ;
は、Fortran プログラムの
READ(*,*) ( ( DATA(IX,IY), IX = 1,7,1 ), IY = 7,1,-1 )
HD: { Y \(|\) X } = \(r_1\) TO \(r_2\) BY \(r_3\) ; { X \(|\) Y } = \(r_4\) TO \(r_5\) BY \(r_6\) ;
X 軸と Y 軸のパートの順番を入れ換えれば、読み込む順番が (上のプログラムでは、IX, IY の順番が)逆になります。また、 X 軸と Y 軸のパートの最後の ; は必ず必要です。 数値データは、上の順番で並んでいれば、1行の個数は自由です。
2.12.2. クラスタープロットパラメーター¶
クラスターの大きさなどの指定は、 パラメーターセクション P: で行います。
パラメーター |
説明 |
|---|---|
|
クラスターの大きさを指定します。 デフォルトで最大値が基本四角形の全塗りつぶし、その他は データの大きさに比例した面積を塗りつぶします。 \(f = 1\) (default) で最大値が全面積。 \(f\) により、 最大値がそのクラスター 領域の何割を塗りつぶすか指定します。 |
|
クラスターの高さをリニア表示で面積に比例させます。(default) |
|
クラスターの高さを対数表示で面積に比例させます。 |
|
\(dmax\) 以上のデータを無視し、 最大値を\(dmax\)とします。 |
|
\(dmin\) 以下のデータを無視し、 最小値を\(dmin\)とします。 |
|
\(cmax\) 以上のデータを \(cmax\)の大きさで表示します。 |
|
\(cmin\) 以下のデータを \(cmin\)の大きさで表示します。 |
|
クラスターの色を\(c\) [1] とします。 |
2.12.3. 正負のデータを含む場合¶
3次元データが正負の数を含むときは、クラスターの大きさは、 絶対値の大きさに比例して描かれます。その時、負のデータは グレースケールで描き、正のデータと区別されます。
CLHD で色を付けたときも、負のデータは補色で描かれますので
区別できます。次の例題は、負の数を含むデータをカラーで
描いたものです。また、CLUS を用い、 最大の大きさを0.7倍にしています。
List 2.18 ● 2次元クラスタープロット例題2
1: P: CLHD(R) CLUS(0.7)
2: HD: Y = 3.0 TO -3.0 BY -1.0 ; X = -3.0 TO 3.0 BY 1.0 ;
3: 0 0 0 0 0 0 0
4: 0 -8 -1 2 4 0 0
5: 0 -2 1 5 6 2 0
6: 0 2 4 14 15 9 0
7: 0 2 5 23 32 12 0
8: 0 0 3 10 16 8 0
9: 0 0 0 0 0 0 0
図 2.14 2次元クラスタープロット例題2¶