2.11. H2:   2次元等高線グラフセクション

2.11.1. 基本スタイル

H2: セクションは、3次元データを2次元等高線グラフで表すセクションです。 まず簡単な例題を見てみましょう。

List 2.15 ● 2次元等高線グラフ例題1

1:  H2: Y = 3.0 TO -3.0 BY -1.0 ; X = -3.0 TO 3.0 BY 1.0 ;
2:   0    0    0    0    0    0    0
3:   0    8    0    2    4    0    0
4:   0    0    1    5    6    2    0
5:   0    2    4   14   15    9    0
6:   0    2    5   23   32   12    0
7:   0    0    3   10   16    8    0
8:   0    0    0    0    0    0    0
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図 2.11 2次元等高線グラフ例題1

H2: セクションは、2次元の等間隔メッシュに与えられた高さのデータより、 等高線を描くものです。H2: 行で、 2次元の等間隔メッシュの最小、最大値、メッシュ間隔、 H2: 行以下にあるデータの読み込み方を指定します。 上の例題の場合、X, Y 軸とも 最小値 \(= -3.0\)、最大値 \(= 3.0\)、メッシュ間隔 \(= 1.0\) を表します。 データのポイント数は、この最大値、最小値、メッシュ間隔から自動判別します。

H2: 行の X, Y の順番、最大値、最小値の順番は、 データの読み込み方を次のように規定します。

H2: Y = 3.0  TO  -3.0  BY  -1.0 ;  X = -3.0  TO  3.0  BY  1.0 ;

は、Fortran プログラムの

READ(*,*) ( ( DATA(IX,IY), IX = 1,7,1 ), IY = 7,1,-1 )
に対応します。従って、基本スタイルは、

H2: { Y \(|\) X } = \(r_1\) TO \(r_2\) BY \(r_3\) ; { X \(|\) Y } = \(r_4\) TO \(r_5\) BY \(r_6\) ;


X 軸と Y 軸のパートの順番を入れ換えれば、読み込む順番が (上のプログラムでは、IX, IY の順番が)逆になります。また、 X 軸と Y 軸のパートの最後の ; は必ず必要です。 数値データは、上の順番で並んでいれば、1行の個数は自由です。

2.11.2. 等高線パラメーター

等高線の本数と各々の高さ、線の色、線の補間などの指定は、 パラメーターセクション P: で行います。

表 2.19 等高線パラメーター

パラメーター

説明

ICUT( \(i\) )

等高線の本数を \(i\) 本とします。デフォルトは、 8 本です。

CUTS( \(r_1, r_2, r_3, ...., r_N\) )

\(r_1, r_2, ...\) で等高線の高さを指定します。本数は自由です。 また、\(r_1, r_2, ...\) の大小の順番は自由です。 指定がないときは、高さの最大値、最小値の間隔を8等分した 8 本の等高線が入ります。

COLN( \(c\) )

等高線の色を \(c\) [1], [2] とします。

COLS( \(c_1, c_2, c_3, ...., c_N\) )

\(c_1, c_2, c_3, ...\) [2] で、カラー、グレースケールを指定します。 等高線との関連は、 CUTS( \(r_1, r_2, r_3, ...., r_N\) ) で指定した 等高線に対応します。

COLS

とだけ指定すれば、 自動的に色を振り分けます。

CONL( \(L, M, D, ...., U\) )

\(L, M, D, ...\) で、等高線の線種を指定します。 等高線との関連は、 CUTS( \(r_1, r_2, r_3, ...., r_N\) ) で指定した 等高線に対応します。

SMAX( \(c\) )

最大値と最小値の色を指定します。

SMIN( \(c\) )

デフォルトは赤(R)と青(B)です。

ZLIN

等高線の高さをリニア表示で等分にします。(default)

ZLOG

等高線の高さを対数表示で等分にします。何れもCUTSが無い場合

IWD2( \(id\) )

等高線の線の太さを指定します。

デフォルトは \(id = 4\) で単位は \(1/300\) inch です。

IPD2

等高線を補間し滑らかにします。 デフォルトで4点、補間点数を増やすときは、 IPD2[\(n\) ] のように、[  ] を使い \(n\) で指定します。

IPDS

メッシュデータをGauss smearingで滑らかにします。 デフォルトで隣接のメッシュ(\(n=1\))、メッシュ数を増やすときは、 IPDS[\(n\) ] のように、[  ] を使い \(n\) で指定します。

H2NR

2次元データの数値のチェックを行います。(default)

H2FS

2次元データの数値のチェックを行いません。

上の例題1と同じインプットでIPD2COLS を 指定したときの結果を下に示します。

List 2.16 ● 2次元等高線グラフ例題2

1:  P: IPD2 COLS
2:  H2: Y = 3.0 TO -3.0 BY -1.0 ; X = -3.0 TO 3.0 BY 1.0 ;
3:   0    0    0    0    0    0    0
4:   0    8    0    2    4    0    0
5:   0    0    1    5    6    2    0
6:   0    2    4   14   15    9    0
7:   0    2    5   23   32   12    0
8:   0    0    3   10   16    8    0
9:   0    0    0    0    0    0    0
../_images/fig209.png

図 2.12 2次元等高線グラフ例題2