3.10. カード9: regionメッシュ体系の領域計算

表 3.10.1 IREGON PHITS: other means

説明

(D=1)

放射能計算を行う領域数。

カード9a: 領域計算条件設定 [1]

以下の6項目を1行に記載する。複数領域の場合は、カード9aとカード9bの組を IREGON 回繰り返す。

表 3.10.2 HRGCMM PHITS: not settable

説明

領域識別名(最大10文字の文字列)。任意のラベルを使用できるが、空白は使用できない。

表 3.10.3 IREGS PHITS: not settable

説明

(DP=\(n\))

対象領域番号。

= 0

領域別核種生成量ファイル中の全領域を対象とする。

= \(n\) (\(>\)0)

領域別核種生成量ファイル中の領域番号 \(n\) を対象とする。

= -1

領域別核種生成量ファイルを使用しない。

表 3.10.4 ITGNCLS PHITS: other means

説明

ターゲット物質を構成する核種数。詳細はカード9bを参照。

表 3.10.5 FLUXS PHITS: not settable

説明

(D=0.0, DP=自動計算 [2], JMODE=1,2が必要)

20 MeV未満の全中性子フラックス[n/(cm\(^2\)\(\cdot\)sec)]。

表 3.10.6 HNFLUXS PHITS: not settable

説明

中性子スペクトルファイル名(最大40文字)。no または NO の場合は無視される。主にPHITSを使用しないDCHAIN単独計算で使用する。

表 3.10.7 VOLUMES PHITS: not settable

説明

(D=1.0, DP=PHITSの[Volume]セクションから取得)

ターゲット物質領域の体積[cm\(^3\)]。

カード9b: 計算領域のターゲット物質核種

TGNZASHTGNZASTGNNDS を一組として、ITGNCLS の直後に入力する。

表 3.10.8 TGNZAS PHITS: other means

説明

核種のZA識別番号 \(1000\cdot Z+A+0.1\cdot M\)\(Z\) は原子番号、\(A\) は質量数、\(M\) は核異性体識別番号(基底状態=0、第1準安定状態=1、第2準安定状態=2)。元素を指定する場合は \(A=0\)\(M=0\) とする。

79197.1

Au-197m

26056.0

Fe-56

24000.0

Cr元素

表 3.10.9 HTGNZAS PHITS: other means

説明

元素記号による核種表記。同位体では元素記号と質量数の間にハイフンが必要であり、核異性体は基底状態=g、第1準安定状態=m、第2準安定状態=nで示す。元素記号だけを指定した場合は天然同位体組成を使用する。

Au-197mFe-56W-185gFeCr

表 3.10.10 TGNNDS PHITS: other means

説明

対象核種または元素の原子数密度。

\(>\) 0

核種または元素の原子数密度[10\(^{24}\) atoms/cm\(^3\)]。

\(<\) 0

元素 [3] の質量密度[g/cm\(^3\)]。TGNZAS または HTGNZAS で元素を指定する必要がある。

= -999

各元素について一般的な室温付近の密度を使用する。