お知らせ
2024/08/27: 原子力機構におけるPHITS国際ワークショップ+中級コースのご案内(2025年2月18-21日)
東海村に 新しくできた原子力機構のイベント施設ミライベースにて、初のPHITS国際ワークショップと中級コースを開催することが決定しました。参加費無料、しかもPHITSを使った研究成果を論文として発表した学生・ポスドクには旅費支援ありと大盤振る舞いのイベントですので、ぜひ参加をご検討ください。詳細は、
ワークショップ専用のホームページ(英語)をご参照ください。
2024/06/25: 大阪大学RCNPにおけるPHITS講習会中級コースのご案内(2024年9月26-27日)
大阪大学核物理研究センター(RCNP)において、対面式のPHITS講習会中級コースを開催します。本講習会では、複雑な線源や便利な機能の利用方法、医療応用ソフトウェアRT-PHITS
の使い方など、実践的なPHITS の使用について実習形式で学んでいただけます。なお、本講習会は医学物理士認定機構の認定を受けた講習会となっております。
日時:令和6年9月26日(木)-27日(金)の2日間
講師:佐藤達彦(大阪大学/原子力機構)
開催形式:対面式(Web配信は行いません)
参加申込〆切:8月23 日(金)(新規ユーザー)/9 月20 日(金)(登録済みユーザー)
詳細は
こちら(pdfを開きます)をご覧ください。
2024/06/10: 令和6年度第2回オンライン講習会(初級コース)のご案内(2024年9月3,4,5日)
令和6年度第2回粒子・重イオン輸送計算コードPHITS講習会をオンライン形式で開催します。
本講習会では、PHITSを使用するために必要となる基礎的な部分について、実習形式で学んでいただける内容となっています。
初心者の方はもちろん、これから本格的にPHITSを使おうと考えておられる方も是非ご参加ください。
日時:令和6年9月3日(火)-5日(木)の3日間
講師:佐藤達彦、古田琢哉、甲斐健師、橋本慎太郎、小川達彦、安部晋一郎、平田悠歩、関川卓也(日本原子力研究開発機構)、執行信寛(九州大学)、松谷悠佑(北海道大学)
開催形式:Web会議システムZoomを使用したオンライン
参加申込〆切:
令和6年8月2日(金)
PCやネットワーク環境が必要となりますので、これらの条件を下記の詳細にある案内でご確認の上申し込みください。
本講習会への参加には事前登録が必要です。
詳細は
こちら(pdfを開きます)をご覧ください。
また、PHITSを初めて使用する方(ユーザー登録が新規の方)は、参加申し込みの時点で利用申込書の提出が必須となります。
こちらをご覧いただき、利用申込書を作成してください。
2024/04/19: PHITS ver.3.34の公開
最新版PHITS (version 3.34)を確定し、RIST原子力コードセンターに登録しました。最新版入手をご希望の方は、
連絡・質問ページ から「新バージョン請求」を選択して必要情報をお送りください。 ユーザー登録の有無を確認した後、PHITS事務局よりダウンロード用URLをお送りいたします。
更新点の詳細は,
コード変更履歴もしくは
こちらのPDF資料をご参照ください。
2023/04/19: PHITS ver.3.31の公開
最新版PHITS (version 3.31)を確定し、RIST原子力コードセンターに登録しました。
今回は、当面、更新パッチの公開は行わず、希望者にクラウド経由でインストールパッケージを配信する形としたいと思います。 引き続きPHITSをご利用の方は、
連絡・質問ページ から「新バージョン請求」を選択して必要情報をお送りください。
ユーザー登録の有無を確認した後、PHITS事務局よりダウンロード用URLをお送りいたします。 パッケージがダウンロードできましたら、古いPHITSを削除(もしくは名称変更)した上で、
従来、PHITSをインストールしていたフォルダに新バージョンをインストールしてください。
更新点の詳細は,
コード変更履歴もしくは
こちらのPDF資料をご参照ください。
2022/09/14: PHITS講習会動画の公開
PHITS講習会の初級コースで使用している講習会資料に音声による説明を付けた講習会動画をYouTubeにて公開しました。
興味のある方は是非下記からアクセスしてご視聴ください。
PHITS講習会動画のプレイリスト
2021/06/15: PHITS専用掲示板の立ち上げ
開発チームメンバーでもある九州大学の執行先生にご尽力いただき、PHITS専用の掲示板を立ち上げました。
こちらよりご活用ください。
PHITSの使い方に関する質問や回答を書き込んでいただければと思います。この掲示板を立ち上げた目的は、ユーザー同士のコミュニケーションツールを立ち上げることですので、
他のユーザーからの質問で回答できることがありましたら積極的に回答していただけると大変嬉しく思います。なお、PHITSホームページ経由での質問も引き続き受け付けますが、
一般的な質問で他のユーザーにとっても有益な質問と判断した場合は、掲示板の方でのやりとりをお願いすることがあるかもしれません。その点、ご理解の程よろしくお願いします。
掲示板利用にあたっての注意点を以下にまとめておきます。
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まずはアカウントを作らないと質問も回答もできません。
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新しい質問は、「質問」カテゴリに新規トピックを立ち上げて書き込んでください。ただし、英語で質問する場合は「questions」カテゴリをご利用下さい。
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インプットファイルやアウトプットファイルをアップロードすることは可能ですが、数が多い(概ね4つ以上)の場合は、zipでまとめてアップロードして下さい。
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質問を整理するため、できるだけタグを付けて下さい。特に、特定のセクションに関する質問は、そのセクション名をタグ付けしてください。また、新しいタグを作っていただいても問題ありません。
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エラー報告の場合は、使用している環境(Windows, Mac, Linux)PHITSのバージョン、並列計算使用の有無(OpenMP,MPI、シングル)を明記してください。
皆さまの積極的な活用を楽しみにしております。
2021/04/08: PHITSプロモーション動画公開記念オンラインセミナー(2021年5月21日)
放射線科学やPHITSをより身近に感じてもらうためPHITSのプロモーション動画を作成し、4月から
YouTubeにて公開しました。
その公開と併せて、昨年度開催できなかったPHITS研究会の代わりに、オンラインセミナーを開催したいと思います。
今回は、開発チームメンバーが、普段、PHITSを使って実施している研究を最新の機能とともに紹介する予定です。
PHITSライセンスの有無に関わらず、どなたでも参加可能です。
詳細は、
フライヤー(pdfを開きます)や
案内文(pdfを開きます)をご覧ください。
本セミナーへの参加には事前登録が必要です。
こちらより申し込みください。
2021/04/05: PHITSのプロモーション動画を公開しました!
PHITSコミュニティの輪を更に大きく広げることを目的に、プロモーション動画を公開しました。
こちらよりご覧ください。
2021/03/26: PHITS ver.3.24のRIST登録と更新パッチファイル公開
最新版PHITS (version 3.24)を確定し、RIST原子力コードセンターに登録するとともに、更新用パッチファイルをリリースしました。
アップデートの対象となるのは,PHITS3.10(もしくはそれ以降のversin)をお持ちの方です。アップデートはインターネットを介して行い,その具体的な方法は,PHITSメーリングリストにてアナウンスいたします。
PHITS3.10以降をお持ちの方でメーリングリストにまだ登録していない方は,この機会に
連絡・質問ページからご登録お願いいたします。
今回のversionでは、様々な新機能を導入しています。主な更新点は,以下の通りです。
・[t-dchain]及びDCHAIN-PHITSの改良
・有機液体シンチレータ応答関数計算コードSCINFUL-QMDの組込
・断面積やカーマファクターの直接出力機能(icntl = 1)の整備
・逆解きモンテカルロ(Adjointモード)の導入
・ICRU90に示された阻止能を使った計算機能の追加
・OpenMP並列のタリーメモリを非共有化し、ヒストリー分散に対応
・加速器ビーム線源モードの拡張
・DICOM2PHITSを大幅改良したRT-PHITSの開発
・最新のDPA計算手法の導入
・3次元ジオメトリ描画ツールPHIG-3Dの開発
・宇宙線線源モードの開発
・ユーザー定義Anatally機能の開発
・ヒストリーカウンター機能の開発
・JENDL/DEU-2020 [frag data]の実装
・1回のPHITS実行で複数の線源に対して計算する機能の開発
・エラーが発生したソースコードの箇所を出力する機能を導入
詳細は,
コード変更履歴もしくは
こちらのPDF資料をご参照ください。
2020/04/06: PHITS ver.3.20のRIST登録と更新パッチファイル公開
最新版PHITS (version 3.20)を確定し、RIST原子力コードセンターに登録するとともに、更新用パッチファイルをリリースしました。
アップデートの対象となるのは,PHITS3.10(もしくはそれ以降のversin)をお持ちの方です。アップデートはインターネットを介して行い,その具体的な方法は,PHITSメーリングリストにてアナウンスいたします。
PHITS3.10以降をお持ちの方でメーリングリストにまだ登録していない方は,この機会に
連絡・質問ページからご登録お願いいたします。
今回のversionでは、様々な新機能を導入しています。主な更新点は,以下の通りです。
・阻止能読込機能の導入
・繰り返し核反応機能[Repeated Collisions]の開発
・Xorshift64方式に基づく新しい疑似乱数生成法の導入
・陽子及び炭素イオンに対する飛跡構造解析モードの開発
・パラメータ自動変更による分散分析機能の開発
・光子によるミューオン対生成反応モデルの実装
・DCHAINの高度化とライブラリの拡充
・電場マップ読込機能の導入
・[frag data]に群データで断面積を与える機能を追加
・飛跡構造解析モードとユーザー定義タリーを組み合わせたDNA損傷推定モデルの開発
・面線源(s-type=26)の導入
・統計誤差のバッチ変化を可視化する機能の導入
・マルチソース毎にカウンターを設定する機能を追加
・[t-dchain]で核変換による親核の減少を考慮可能とした
・RI線源機能で光子線源から消滅γ線を除くオプションを導入
詳細は,
コード変更履歴もしくは
こちらのPDF資料をご参照ください。
2019/10/31: PHITS ver.3.17への更新パッチファイル公開
PHITS3.16にいくつか重要な不具合が見つかったため,急遽,PHITS version 3.17への更新用パッチファイルをリリースしました。
アップデートの対象となるのは,PHITS3.10(もしくはそれ以降のversin)をお持ちの方です。アップデートはインターネットを介して行い,その具体的な方法は,PHITSメーリングリストにてアナウンスいたします。
PHITS3.10以降をお持ちの方でメーリングリストにまだ登録していない方は,この機会に
連絡・質問ページからご登録お願いいたします。
主な更新点は,EGS5 で[t-deposit] を使った場合に初期化されていない変数があり,場合によっては結果が極端に変になるバグを修正した点です
詳細な更新点に関しては,
コード変更履歴をご参照ください。
2019/10/11: PHITS ver.3.16への更新パッチファイル公開
最新版PHITS (version 3.16)への更新用パッチファイルをリリースしました。
アップデートの対象となるのは,PHITS3.10(もしくはそれ以降のversin)をお持ちの方です。アップデートはインターネットを介して行い,その具体的な方法は,PHITSメーリングリストにてアナウンスいたします。
PHITS3.10以降をお持ちの方でメーリングリストにまだ登録していない方は,この機会に
連絡・質問ページからご登録お願いいたします。
主な更新点は,DCHAINライブラリの更新と統計誤差出力機能の追加ですが,今回は,機能追加よりはバグ修正の側面が強い更新です。以下,その修正項目の一部です。
・EGSとLattice構造(ボクセルファントムなど)を組み合わせたときに電子挙動が不正確 (PHITS3.10~3.12で発生)
・EGSによるエネルギー付与計算でエネルギー保存が崩壊していた (PHITS3.13~3.14で発生)
・[t-track]のxyzとr-zメッシュで*_errファイルが出力されない (PHITS3.15でのみ発生)
・DCHAINがxyzメッシュのPHITS出力を正しく読み込めない (PHITS3.14~3.16で発生)
詳細な更新点に関しては,
コード変更履歴をご参照ください。
2019/03/19: PHITS ver.3.10への更新パッチファイル公開
最新版PHITS (version 3.10)への更新用パッチファイルをリリースしました。
アップデートの対象となるのは,既にPHITS2.52(もしくはそれ以降のversin)をお持ちの方です。アップデートはインターネットを介して行い,その具体的な方法は,PHITSメーリングリストにてアナウンスいたします。
PHITS2.52以降をお持ちの方でメーリングリストにまだ登録していない方は,
連絡・質問ページからご登録お願いいたします。まだPHITS2.24やPHITS2.30をお使いの方は,PHITS2.52リリースの時と同じく直接USBもしくはDVDで郵送しますので,PHITS事務局までご連絡下さい。
更新点に関しては,
コード変更履歴もしくは
こちら(pdfを開きます)ご参照ください。
2018/01/09: PHITSの最新(Ver.3.02)の文献公開
最新版PHITSの特徴を記載した論文がJNSTにOpenAccessとして公開されました。
PHITSコードを用いた論文を作成された場合,
利用したversionを明記の上,そのversionに関わらず以下の文献を参照してください。
Tatsuhiko Sato, Yosuke Iwamoto, Shintaro Hashimoto, Tatsuhiko Ogawa, Takuya Furuta, Shin-ichiro Abe, Takeshi Kai, Pi-En Tsai,
Norihiro Matsuda, Hiroshi Iwase, Nobuhiro Shigyo, Lembit Sihver and Koji Niita
Features of Particle and Heavy Ion Transport code System (PHITS) version 3.02, J. Nucl. Sci. Technol., 2018,
https://doi.org/10.1080/00223131.2017.1419890
約5年前にリリースしたPHITS2.52の後に導入した新機能についてまとめています。
ぜひ
こちらをご一読ください!
論文等でPHITSコードの精度などに関して議論する際は、以下のベンチマーク計算に関する文献も参照してください。
Yosuke Iwamoto, Tatsuhiko Sato, Shintaro Hashimoto, Tatsuhiko Ogawa, Takuya Furuta, Shin-ichiro Abe,
Takeshi Kai, Norihiro Matsuda, Ryuji Hosoyamada and Koji Niita
Benchmark study of the recent version of the PHITS code, J. Nucl. Sci. Technol. 54:5, (2017) 617-635.
オープンアクセス
2017/12/05: PHITS ver.3.02への更新パッチファイル公開)
最新版PHITS (version 3.02)への更新用パッチファイルをリリースしました。
アップデートの対象となるのは,既にPHITS2.52(もしくはそれ以降のversin)をお持ちの方です。基本的な計算機能はPHITS3.00とほぼ同等ですが,いくつか重要なバグが修正されていますので,既にPHITS3.00へ更新されている方もできればアップデートをお願いいたします。
アップデートはインターネットを介して行い,その具体的な方法は,PHITSメーリングリストにてアナウンスいたします。PHITS2.52以降をお持ちの方でメーリングリストにまだ登録していない方は,
連絡・質問ページからご登録お願いいたします。まだPHITS2.24やPHITS2.30をお使いの方は,PHITS2.52リリースの時と同じく直接USBもしくはDVDで郵送しますので,PHITS事務局までご連絡下さい。
更新点に関しては,マニュアル,もしくは
コード変更履歴をご参照ください。
2017/10/05: PHITS ver.3.00への更新パッチファイル公開)
最新版PHITS (version 3.00)への更新用パッチファイルをリリースしました。
アップデートの対象となるのは,既にPHITS2.52(もしくはそれ以降のversin)をお持ちの方です。今年度の定期講習会で配布したVersion 2.96など,2.89から2.97までの間のversionをお持ちの方も更新が必要となります。
アップデートはインターネットを介して行い,その具体的な方法は,PHITSメーリングリストにてアナウンスいたします。PHITS2.52以降をお持ちの方でメーリングリストにまだ登録していない方は,
連絡・質問ページからご登録お願いいたします。まだPHITS2.24やPHITS2.30をお使いの方は,PHITS2.52リリースの時と同じく直接USBもしくはDVDで郵送しますので,PHITS事務局までご連絡下さい。
更新点に関しては,マニュアル,もしくは
コード変更履歴をご参照ください。また,いくつか重要な更新点に関しては,
こちらのPDF資料にまとめています。
以前の情報は、
こちら