3.3. カラークラスタープロットに高さの凡例を入れる

カラークラスタープロットでは、高さが色で示されます。 どの色がどのくらいの高さを表しているかの凡例がほしくなります。 今のところ、ANGEL では自動でこれを作成する機能はありません。 そこで、簡単に高さの凡例を描くインプットを紹介します。

まず、次の様なカラークラスタープロットを考えてみます。

List 3.8 ● カラークラスタープロット1

 1:  p: nofr noms
 2:  x: z [cm]
 3:  y: y [cm]
 4:  set: c1[0.667] c2[0.900] c3[0.800]
 5:  p: form[c1] xfac[c2] afac[c3] nosp
 6:  set: c4[3.40E-06] c5[4.83E-01]
 7:  p: cmin[c4] cmax[c5]
 8:  p: zlog
 9:  p: xmin( -6.0 ) xmax( 6.0 )
10:  p: ymin( -4.0 ) ymax( 4.0 )
11:  hc: y = 3.9 to -3.9 by 0.2 ; x = -5.9 to 5.9 by 0.2 ;
12:  infl: {heat.dat}
../_images/heat1.png

図 3.13 カラークラスタープロット1

4, 6行目で定数を定義していますが、これらは後に使うためです。 c1, c2, c3 は、オリジナルグラフのform, xfac, afac で、 c4, c5 は、高さの最小値と最高値です。 このグラフでは、高さを対数表示としています。 これに高さの凡例を入れるために次の様にします。

List 3.9 ● カラークラスタープロット2

13:
14:  z: xorg(1.03)
15:  p: xfac[c2*0.05] form[c1/0.05] notn
16:  p: ymin(0) ymax(1) xmin(0) xmax(1) cmin(1) cmax(20) nosp
17:  hc: y= 0.025 to 0.975 by 0.05 ; x= 0.5 to 0.5 by 1 ;
18:   1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
19:
20:  z: xorg(0.0)
21:  p: afac[c3*0.625] ymin[c4] ymax[c5] nosp ylog
22:  p: noxt noxn ytxt(-1) ynum(-1) xtic(0) itic(1)
23:  y: Heat [MeV/source]
../_images/heat2.png

図 3.14 カラークラスタープロット2

12行目までは、前と同じですので省きます。14行目で新しいグラフを 定義しています。15-18行では、凡例に使う カラークラスターを、 最小値から最大値まで20に均等に区切ってプロットしています。 凡例の色の変化を滑らかにしたければ、この数を増やしてください。 14行目の xorg(1.03) がオリジナルグラフとの位置関係です。 また、15行目の 0.05 が、凡例の幅を決める数字です。ここでは、 オリジナルのX軸の長さの5%としています。

20行目で更に次のグラフを定義しています。 このグラフは全く前のカラークラスタープロットに重なっています。 ここでは、目盛りと高さの単位を書いています。 21行目の 0.625 が、このときの数字とタイトルの大きさを オリジナルのグラフのそれらの何倍にするかの値です。 ここでは、少し小さくしています。