[ Source ] セクション ================================================== このセクションでは線源粒子の情報を定義します。 粒子を発生させる領域の形状はs-typeにより指定し、表にある値が選択できます。 [source]で指定できるパラメータには、s-type固有のものと共通のものがあり、同じパラメータでもs-typeによって意味が変わる場合がありますのでご注意ください。 これらの詳細については、次ページ以降の説明をご参照ください。 .. rst-class:: no-caption-number .. list-table:: **s-type** :header-rows: 0 * - 値 - 説明 * - (省略不可) - 線源タイプ * - 1, 4 - 円柱(円面、ペンシルビーム)。 * - 2, 5 - 角柱(長方形)。 * - 3, 6 - ガウス分布(x,y,z独立)。 * - 7, 8 - 一般パラボラ分布(x,y,z独立)。 * - 9, 10 - 球及び球殻分布。 * - 11 - 位相空間線源。 * - 12 - Decay-turtleの出力を読み込む。 * - 13, 14 - ガウス分布(xy平面)。 * - 15, 16 - 一般パラボラ分布(xy平面)。 * - 17 - Dump data線源(dumpファイルの読み込み)。 * - 18, 19 - 円錐形状。 * - 20, 21 - 三角柱形状。 * - 22, 23 - xyzメッシュ空間分布。 * - 24 - 連続四面体線源。 * - 26 - 面上分布。 * - 100 - ユーザー定義のソースプログラム。usrsors.fにプログラムを書きこみコンパイルする。 s-type=4,5,6,8,10,14,16,19,21,23は、バージョン2.94以前の仕様です。 なお、バージョン2.95以降でe0とe-typeの両方が定義されている場合は、 従来のs-typeによる指定が優先されますので、ご注意ください。 例えば、s-type=1であればe0が、s-type=4であればe-typeの定義が有効となります。 粒子のエネルギーは、単色であればe0で指定し、分布をもつ場合は **e-type** により指定します e-typeの指定方法については、 :numref:`sec-e-distribution` をご覧ください。 [source]セクションにおけるエネルギーの単位は、基本的にMeV/n(核子当たりのMeV)です。 ただし、核子で構成されない粒子(光子、電子、パイオン、ミューオンなど)の場合は、MeVです。 入射粒子の方向は **dir, phi, dom** の3つパラメータを用いて指定します。 :numref:`fig-source-direction` にこれらと入射粒子の方向との関係を示します。 入射粒子の方向を太い実線で表しており、極角と方位角をそれぞれ :math:`\theta,\phi` とした場合に、 :math:`\cos\theta=` **dir** , :math:`\phi=` **phi** の関係があります。 ただし、 **dir** は :math:`\cos\theta` の値を、 **phi** はdegree単位の値を与えます。 **phi** は省略可能で、その場合はランダムとなります。 **dom** は入射粒子を発生させる際、一定の広がりをもたせる場合に利用します。 **dir, phi** で決定した方向を中心に、平面角で :math:`\psi=` **dom** 、すなわち立体角として :math:`2\pi(1-\cos\psi)` の範囲で入射粒子の方向をランダムに決定します。 **dom** の値もdegree単位です。 入射粒子の方向を等方分布させたい場合は **dir=all** と設定します。 他に、 **dir=data** とし、その下に **a-type** サブセクションを用意することにより、任意の関数やデータの角分布をもつ線源を模擬できます。 **dir** は、 **s-type=9** とそれ以外で意味が違うので注意してください。 また、 **s-type=11,12** では **dir** :math:`=\pm1` しか指定できません。 .. figure:: source-direction.png :width: 20em :alt: source direction :name: fig-source-direction 入射粒子の方向とパラメータ **dir, phi, dom** の関係。 .. toctree:: ./source_1.rst ./source_2.rst ./s-type_1.rst ./s-type_2.rst ./s-type_3.rst ./s-type_7.rst ./s-type_13.rst ./s-type_15.rst ./s-type_9.rst ./s-type_11.rst ./s-type_12.rst ./s-type_18.rst ./s-type_20.rst ./s-type_22.rst ./s-type_24.rst ./s-type_26.rst ./s-type_17.rst ./s-type_100.rst ./source_3.rst ./source_4.rst ./source_5.rst ./source_6.rst ./source_7.rst