.. _sec-repeatedcollisions: [ Repeated Collisions ] セクション ================================================== 繰返し衝突(repeated collisions)は、非弾性散乱の核反応(重イオン反応を含む核反応モデルを用いた高エネルギー核反応)が起こった時に、核反応のシミュ レーションを繰り返し、生成物の統計的揺らぎを平均化する機能です。 核反応チャンネルに確率は小さいが生成物の影響が大きい核分裂等があるときに有効です。 生成物は繰返しの回数によりそのウェイトを変化させ、生成後は通常のウェイトカットオフ等の機能が有効になります。 ただし、生成物のタリーは、ウェイトカットオフ等の処理の前に行われます。 繰返し衝突の領域と繰り返し係数等を以下のように指定します。 このセクションは、6つまで定義することができます。 書式は以下の通りです。 .. code-block:: text [ Repeated Collisions ] part = proton neutron mother = 2 207Pb 208Pb emin = 800 emax = 10000 reg n-coll n-evap 66 50 1 67 10 1 68 10 10 最初の行にpart=の書式で入射粒子を指定します。 省略した時のデフォルトは、part=allで全ての粒子です。 指定できる核反応は非弾性散乱の核反応(重イオン反応を含む核反応モデルを用いた高エネルギー核反応)です。 核データを用いた核反応等は利用できません。 次に、motherで核反応の標的核種を指定します。 省略した時は、そのセルの全核種です。 まず、個数を指定し、次の行で核種をその個数分指定します。 質量数のないPb等の指定も可能です。 次のeminとemaxで、入射粒子のエネルギー範囲を指定します。 省略した場合は全エネルギー領域が対象となります。 次の行は、reg n-coll n-evalです。 まず、regの列で対象のセルを指定します。 次のn-collでは核反応モデルでの繰り返し回数、n-evapでは蒸発モデルでの繰り返し回数を指定します。