.. _sec-para-emode: イベントジェネレーターとカーマ近似 -------------------------------------------------------------------------------- .. rst-class:: no-caption-number .. list-table:: **e-mode** :header-rows: 0 * - 値 - 説明 * - | (D=0) - | Event generator modeに関するオプション。 * - | =0 - | 単純サンプリングモード(イベントジェネレータモ―ド無効)。 * - | =1 - | Event generator mode Ver. 1. (単純サンプリング + 蒸発モデル). * - | =2 - | Event generator mode Ver. 2 (Ver.1+荷電粒子生成量高精度化+中性子エネルギー分布の高精度化). * - | =3 - | Event generator mode Ver. 3 (Ver. 2 + 残留核の励起状態) e-mode :math:`\ne` 0で高エネルギー核データライブラリー [#]_ を利用した場合、全反応断面積のみライブラリーから読み込み、2次粒子の情報は核反応モデルにより決定します。 ただし、その場合でも、20MeV以下の中性子に対してはEvent generator mode Ver. 1, 2もしくは3が利用されます。 .. [#] 荷電粒子や光核反応ライブラリーを含む。 .. rst-class:: no-caption-number .. list-table:: **ikerman** :header-rows: 0 * - 値 - 説明 * - | (D=0) - | [t-deposit]で付与エネルギーを計算する際、中性子に対してカーマ近似の使用の有無を決めるオプション。 * - | =0 - | 自動調整。イベントジェネレータモードを使用すると(e-mode :math:`\ge` 1)、中性子反応により放出される荷電粒子を明示的に計算するため、カーマ近似は利用しなくなります。 * - | =1 - | 常にカーマ近似を利用しない。 .. rst-class:: no-caption-number .. list-table:: **ikermap** :header-rows: 0 * - 値 - 説明 * - | (D=0) - | [t-deposit]で付与エネルギーを計算する際、光子に対してカーマ近似の使用の有無を決めるオプション。 * - | =0 - | 自動調整。EGS5モードを使用すると(negs=1,2)、2次電子を明示的に計算するため、カーマ近似は利用しなくなります。また、EGS5モードを利用しない場合でも、電子のカットオフエネルギーemin(12)及びemin(13)を10 MeV以下に設定すると利用しなくなります。 * - | =1 - | 常にカーマ近似を利用しない(電子による付与エネルギーを計算する)。 イベントジェネレータモードは、20 MeV以下の中性子による検出器波高、残留核の反跳、微細線量など、イベントごとの量を計算する場合必要な機能です。単純サンプリングモード(e-mode=0)は核データの二次中性子エネルギー分布を正確に再現しますが、 エネルギー・運動量保存則は満たしません。e-modeオプションの詳細は :numref:`sec-e-mode` をご覧ください。