.. _sec-outgoingparticlebias: [ Outgoing Particle Bias ] セクション ================================================== このセクションでは、粒子が反応した後特定の方向範囲に飛んでいく確率を、高速に計算するための分散低減を設定します。 現在この機能は[Track Structure]機能で考慮できるラザフォード散乱のみに対応しています。 このセクションは、6 つまで定義することができます。書式は、 .. code-block:: text [ Outgoing Particle Bias ] part = alpha reg x y z r (1-4) 10 10 20 4 5 10 20 20 10 **reg** で指定したセルで、 **part** で指定した粒子が散乱・生成した時、角度微分散乱断面積が計算されます。 その断面積のうち、座標 (x,y,z)を中心とし半径 **r** の範囲に入る割合を計算し、その値をウェイトに持つ粒子を一個出射させます。 残りのウェイトを持つ粒子は、それ以外の範囲で自由に乱数サンプリングされて出射します。 結果として、指定した方向範囲に粒子が一個出るので、その方向に置いたタリーなどの分散低減を速めることができます。 ただし目標の方向に向かう粒子の輸送を計算する場合は以下の注意が必要です。まずT-pointと異なり、生成後は普通の粒子として散乱を受けるので、目標地点に必ずしも届くとは限りません。また、[Forced collisions]と同様、対応する **wc2** パラメータを下げておかないと、散乱直後にカットオフされます。 最初の行に **part =** の書式で粒子を指定します。 省略した時のデフォルトは、 **part = all** で全粒子です。 part = の書式の詳細はタリーの粒子指定と同じ書式です。原子核も個別に指定できます。 領域番号 ( **reg** )、目標x座標 ( **x** )、目標y座標 ( **y** )、目標z座標 ( **z** )、目標範囲半径 ( **r** )、( **imp** ) の順番を変えたいときは、次の行で並べ替えます。。読み飛ばしコラム用の **non** も使えます。 同じ値の領域をまとめて書く、 **( { 2 - 5 } 8 9 )** という書式も使えます。また、 **( 6 < 10[1 0 0]