読み込みコントロールセクション ------------------------------ 読み込みコントロール命令のセクションには、 次の7つのものがあります。 NEWPAGE:   新しいページの宣言セクション ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ この文字列で始まる行に出会うと、それまでのページを終了し、 新しいページに移ります。 その際、前ページで定義したパラメーター、定数などは 全てリセットされます。 C:  N:   セクション ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これらの文字列で始まる行は、読み飛ばします。 数値データの 途中でこれが現れると数値データの終了を意味します。 明示的に数値データの終了を示したい時にも用います。 通常は、コメントアウトしたいセクションの前にこれを 書き込みます。 Q:   セクション ~~~~~~~~~~~~~~~ この文字列で始まる行以降は全て読み飛ばします。 QP:  SKIPPAGE:   セクション ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これらの文字列で始まる行以降、次に NEWPAGE: セクション に出会うまでを読み飛ばします。 Z:   マルチグラフセクション ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ANGEL では、複数のグラフを同一の用紙に任意の配置で 表示することが簡単に出来ます。 ここでひとつのグラフとは、共通のX軸、Y軸の座標系で描かれた 複数の線や、コメント、クラスターなどを指します。 一枚の紙に複数のグラフを配置したいときに、 Z: セクションを用います。 | Z: を用い次のグラフを描く場合、その位置を定義しなければなりません。 ANGEL では、新しい座標系の原点を、ひとつ前の座標系の原点を基点として、 前の座標軸の長さを1とする長さの単位で定義します。書式は、 .. container:: minipage angel-doublebox ``Z: XORG(`` :math:`x` ``) YORG(`` :math:`y` ``)`` | です。\ :math:`x`, :math:`y` は、前の座標系のX軸、Y軸の長さを1とした単位での 長さです。 ここで、パラメーターの ``XORG(`` :math:`x` ``)``, ``YORG(`` :math:`y` ``)`` は、Z:の後に 定義しなくても、通常のパラメーターセクションに記述しても かまいません。 Z: が現れて、次のグラフに移行すると幾つかのパラメーターがリセット されます。それらは座標軸の最大最小や、X軸Y軸タイトル等、座標系に 関するものです。逆に、グラフ全体のデザインや、ユーザー定義定数などは 保持されます。 マルチグラフ例題 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 簡単な例題として、第1章の図1.1と図1.2を並べて表示して見ましょう。 入力ファイル List2.2 で fig101.ang, fig102.ang が入門例題1、2 の入力ファイル名です。 List2.2 ではまず、全体をA4用紙に入れるために第1のグラフの スケールを 0.55 にしています(line 2:)。 次にX軸方向に 1.7 だけ右に移動して入門例題2のグラフを描き、 更にY軸方向に 1.5 だけ上に移動して入門例題1のグラフを描き、 更にX軸方向に 1.7 だけ左に移動して入門例題2のグラフを描いています。 また、コメントで番号を各グラフに書きこんでいます。 出力は以下のようになります。 .. rubric:: List 2.2 ● マルチグラフ例題インプット :name: list-2-2 :class: angel-list-caption .. code-block:: text 1: INFL: {fig101.ang} 2: P: SCAL(0.55) 3: W:(1)/S(2) 4: Z: XORG(1.7) YORG(0.0) 5: INFL: {fig102.ang} 6: W:(2)/S(2) 7: Z: XORG(0.0) YORG(1.5) 8: INFL: {fig101.ang} 9: W:(3)/S(2) 10: Z: XORG(-1.7) YORG(0.0) 11: INFL: {fig102.ang} 12: W:(4)/S(2) .. figure:: assets/fig201.png :name: fig-ref-2-2 :width: 476.1pt :align: center :class: responsive-figure マルチグラフ例題