宇宙線被ばく線量率の分布

確立した宇宙線スペクトル予測モデルPARMAと,地球の陸地の標高データ(ETOPO2v2National Geophysical Data Center提供)及び地磁気強度分布データ(MAGNETOCOSMICにより計算)を組み合わせて計算した2006年6月の地表面における宇宙線被ばく線量率分布地図(EXPACS 2.0で計算)。標高の高いチベット高原や,磁極に近いグリーンランドや南極で線量率が高くなっています。なお,この分布には宇宙線以外の寄与は含まれていないため,全自然放射線による被ばく線量はこれよりも大きくなることに注意する必要があります。なお,EXPACS-Vを用いれば,様々な条件に対する宇宙線被ばく線量率分布地図を簡単に可視化することができます。

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